先日シェア理論を話ましたが、シェア理論は目的を立てるだけでなく、シェアの高低によって戦い方にも影響してきます。
【シェア26%以上は「包み込み戦略」】
自分よりも下位の競合店の商品、サービス、販促内容をすべて真似し、その上で下位競合店にないものを取り扱うようにします。
この状態を作り続けることが、一番店が常に一番店であり続けるための戦い方「包み込み戦略」です。
【シェア19%~11%は「差別化戦略」】
二番店、三番店の場合は、一番店に包み込まれないように、一番店の弱点となる商品を品揃えしたり、エリアを攻撃したり、サービスを強化したりします。
一番店にない大きな特徴を持ったお店や会社を作らなければなりません。
【シェア7%以下】
売上が伸びない原因は、100%自分のなかにあるとう認識をもち、経営者の率先垂範で、自分のお店や会社を利用していただくことのメリットをお客様に知っていただくことに、とにかく力を入れます。
このように市場内のシェアによって、戦い方が変わってきます。
ご自分のシェアを把握したら、今後の戦い方にも活かしてください。